「校長発『ミトヤノイチニチ』令和5年5月15日(月)」

【百合の花?それともチューリップ?】蒼雲館横で三高を見守るユリノキに今年もきれいな花が咲きました。ユリノキは北米東部原産のモクレン科の木で花の形がチューリップに似ているため「チューリップツリー」と呼ばれています。日本に入ってきた明治初期は、まだチューリップに馴染みがなかったため「ユリノキ」と命名されたとのことです。ちなみに「ユリノキの花」は初夏の季語となっています。また葉の形が半纏に似ていることからハンテンボク(半纏木)という別名もあります。

「ユリノキ(百合の木、百合木、学名: Liriodendron tulipifera)は、モクレン科ユリノキ属に属する落葉高木の1種である 。本種が日本に渡来した明治時代にはチューリップがまだポピュラーではなかったため、ギリシア語由来の属名である Liriodendronlirion ユリ + dendron 木)を「ユリノキ」と訳し、これが標準和名となった。学名の種小名tulipifera は「チューリップ(のような花)をつける」の意味である。 英名では tulip tree とよばれ、これに由来するチューリップツリーやチューリップノキ、ウッコンコウジュ(鬱金香樹; 鬱金香はチューリップの漢字名)との別名もある。また花が蓮の花を思わせることから、レンゲボク(蓮華木)ともよばれる。」(Wikipediaから転載)