1月9日(火)始業式が行われ、新しい学期がスタートしました。
【3学期始業式校長講話】
新年あけましておめでとうございます。
2018年は、戌年、犬といえば皆さんはどのようなイメージを持っているでしょうか。忠実、真面目、働き者、そんなイメージでしょうか。昨年のトリや一昨年のサルとはかなり違ったイメージですよね。
ところで、サル年、トリ年、イヌ年と続くと、何を連想しますか。
やはり「桃太郎」ですよね。
皆さんもよく知っているように桃太郎は鬼退治に鬼ヶ島に行くときに、サルとキジとイヌを連れて行きました。
なぜ、サルとキジとイヌだったんでしょうか。桃太郎にとって、サルとキジとイヌは何を象徴するものだったんでしょうか。
桃太郎は、鬼退治という一見困難と思えるような大きな目標を掲げ、その目標を達成しようと鬼ヶ島に向かいました。大きな目標を達成するためにはきっと大切な、そして欠かせない3つのものが必要であったんだろうと思います。例えば、戦うための知恵であるとか、困難なものに挑む勇気であるとか、目標達成のための日々の誠実な努力とか。
皆さんも新しい年を迎え、今年一年の大きな目標を年の初めに立てたことと思います。もちろん三年生は目の前に大きな目標と試練が待っています。新しい年を迎えたこの時にぜひその大きな目標達成のために欠かせない3つものをそれぞれに考えてほしいと思います。
「大道に門無し」 これは本校第18期の卒業生である「室下義富」さんが、皆さんのために書き、寄贈をしていただいたものです。「大きな道」とは何か。「入り口は無い」とはどういう意味か。ぜひ考えてみてください。
2018年「戌年」が目標達成のための着実な歩みの年になるよう、まずは自らの目標をしっかり立て、目標達成のために必要なものを意識するところからはじめましょう。
そして犬に象徴されるような誠実で勤勉で努力を惜しまないそんな一年にしてほしいと願っています。