俳句の全国大会「松山俳句甲子園」の県予選が6月11日(土)にビッグハート出雲で行われ、本校文芸部5名が出場しました。
俳句甲子園は、正岡子規や高浜虚子など有名な俳人の出身地、松山市で開かれる高校生の俳句大会で、島根県予選が行われたのは今回が初めてでした。決定戦は平田高校との対戦となりました。
対戦は5人1組のチーム戦で、あらかじめ与えられていた三つの兼題を使って作った句をもとに、ディベートも行われ、句の出来栄え+ディベートの鋭さで勝敗が競われました。
第一試合、兼題「水温む」では、善戦及ばず0-3。第2試合、兼題「猫の子」では、秀句を揃えた三刀屋高校が3-0で圧勝。対戦成績1対1で迎えた最終第3試合、兼題は「苺」。先鋒でとり、中堅ではとられ、息詰まる熱戦の末、大将戦では一歩及ばず、平田高校に軍配が上がりました。
対戦後の総評では、「高校生らしい素晴らしい俳句」との評価を受け、また平田高校の部長からも「来年も詠み合えればうれしい」と健闘を称えられました。
大会では、最優秀句に影山さん(3年)の
「猫の子よ開かぬ眼(まなこ)で何をみる」 が選ばれました。